どこにでもいたスナガニは海の水温の上昇や海岸の浸食などで近年、数が減少しています。
砂浜海岸の代表的な生物なので、自然の豊かさを図る指標生物でもあります。
そのため、のと海洋ふれあいセンターさんが、各所の砂浜海岸で調査をおこなっています。
今回は、鉢ヶ崎海岸で実施することになりました。
鉢ヶ崎海岸の砂浜を歩くと、直径1cm程度の穴を発見しますが、これがスナガニの巣穴です。
スナガニは夜間に砂浜を動き回る夜行性ですから、昼間は巣穴にいることが多く日中に浜を歩いても海水浴に来てもみることが少ないのです。
ですから、夜、眠っている子供達と出会うことはありません。
こうした機会に波の音や潮の香り、砂をかいたり、生き物を触ったり、子供の五感をフルに働かせ新しい発見をし、里海の豊かさを実感して欲しいというのが主催者側の思いです。
私達が昔、遊んだ楽しい思い出を子供達にも感じて欲しいですし、ずっと先にも続くことを願うばかりです。
親子での参加をお待ちしております。
時間:朝 7時~8時 参加費:無料
手を拭いたりするタオルがあると便利です。
〆切 6月28日まで 鉢ヶ崎リゾート TEL0768-82-4322